文系エンジニア資格道

文系エンジニアこそIT資格を取得しよう→IT初学者必須の資格、文系エンジニアに資格が必要な理由。文系エンジニアのための資格情報を発信しています!

【新卒文系エンジニア向け】ITパスポートと基本情報どっちをとればいいの?

 

f:id:bunkei_engineer:20211207224138p:plain

 

最近はプログラムよりテストばかりのツバキです!

新卒文系エンジニアの皆さん!

あなたが研修期間またはOJT期間に言われることといえば何でしょうか…?

 

「資格を取りなさい」

 

この一言です。

そこでセンスの良い皆さんならばググりますよね。

 

「文系エンジニア 資格」、「IT資格 初学者」などなど…

そして出てくるのは、ITパスポートと基本情報技術者試験

 

では文系エンジニアはどちらを優先して取ればいいのか

今後エンジニアとして活躍するという面で紹介していきます。

 

目次

1. 文系エンジニアは基本情報技術者試験

ではさっそく結論から!

 

新卒文系エンジニアは

基本情報技術者試験を受けましょう!

 

後述の「ITパスポートからの取得をおすすめする人」以外は、

基本情報技術者試験の合格を目指してください。

 

それでは詳しい理由を見ていきましょう!

※各試験の概要は知っている上で進めていきたいと思います。

 

f:id:bunkei_engineer:20211207224310p:plain

 

1.1 ITパスポートは1週間で取得できる

基本情報技術者試験の合格を目指す理由は

取得難易度が段違いに違うとういうことです!

 

私個人の体験談ですが

ITパスポートは1週間あれば合格できます!

 

2ヶ月の研修を終えた次の日から始めました。

研修の成績は中の下。暗記系は少し得意というくらいです。

 

勉強時間として、6日間×8時間=48時間

内容にすると、テキスト3周と過去問3年分

 

これでも多いかなと思ったくらいです。

結果も1000点中810点でした。

 

受けた感想として学生の中間試験くらいかなというレベルでした。

特に過去問道場さんのサイトがとても優秀です。3年分やれば十分です!

 

www.itpassportsiken.com

 

1.2 基本情報技術者試験はセンスと努力の証

それに対し、基本情報技術者試験

最低でも2ヶ月の勉強が必要です!

 

ITパスポートの合格率は、53.3%(令和3年10月)

基本情報技術者試験の合格率は、31.6%(令和3年春期)と

対策を取ったとしても合格は難しいものとなっています。

 

私がITパスポートを受けて基本情報に活かせたことといえば、

テキストを読むときに抵抗を少し感じなかったというくらいです。

 

基本情報は努力:センス:運=7:2:1で構成されています

(ツバキ調べ)

 

特に午前問題は努力10割

午後問題のアルゴリズムとソフトウェアは努力8割、センス2割

 

どちらも相当数をこなす必要がありますので

 

新卒文系が取得した暁には

その努力とIT業界へのセンスは自他認めるものとなります!

 

f:id:bunkei_engineer:20211207233617p:plain

 

1.3 業務は基本情報の内容が前提

最後は基本情報の内容を理解していること

これを当然に業務が進むということです!

 

基本情報技術者試験はよく

「ITエンジニアの登竜門」と呼ばれます。

その名の通り、会議で基本情報の単語をよく聞きます。

 

例えば結合テスト時の会議では、

「このスタブを使ってテストしておいてください」

「最新のモジュールを作成してからデータを入れて」など

 

もちろんITパスポートでも単語は出てきますが

業務で使うにはもう少し踏み入った知識が必要です。

 

まとめると

ITパスポートは最低限のIT知識

対して基本情報はエンジニアの最低知識

となります!

 

f:id:bunkei_engineer:20211212223848p:plain

 

2. ITパスポートからの取得をおすすめする人

逆に基本情報からではなく

ITパスポートから取得をおすすめする人がいます!

 

・会社でITパスポートの取得を義務付けられている

・ITや数学という言葉に拒否反応が出る

 

それでは詳しく見ていきましょう!

 

2.1 こんな人はITパスポートから!

まずは会社でITパスポートの取得を義務付けられている人

 

徐々にIT知識を身につけて欲しいという会社の考えですね。

教育に力を入れているので存分に甘えて大丈夫です。

 

ですが、

ダラダラと何ヶ月もかけて

合格するのはやめましょう。

 

ITパスポートはいつでも受けられますが、

基本情報は1年に2回しか受けられません。

 

あくまで基本情報合格を目標に

ITパスポートは3週間以内の合格を目指しましょう!

 

f:id:bunkei_engineer:20211213221353p:plain

 

次はITや数学という言葉に拒否反応が出る人

 

苦手分野でも活躍したい!という人

そんな方が当てはまると思います。

 

こちらは簡単です!

下の単語でこの記事を閉じたくなった人は

ITパスポートから始めてください

 
・2進数
・順列と組み合わせ
・メモリ
・請負契約

 

逆に興味が出たという人

今すぐにでも基本情報の勉強を始めましょう!

(センスあります)

 

2.2 ITパスポートは「役に立たない国家資格」って本当?

f:id:bunkei_engineer:20211213230157p:plain

 

最後にコラムです!

 

ここまで読んでくださった皆さんならば

「ITパスポートが役に立たない国家資格」

と呼ばれる原因をお分かりでしょう。

 

国家資格というと公認会計士歯科医師、税理士のような

独立に必要なイメージが一般的です。

 

それに対してITパスポートは

・取得難易度が低い(合格率が高い)

・取得しても独立できない

 

また、エンジニアからしてもITパスポートは当然の内容のため

どの分野でも活躍しづらくなっています。

 

まとめると、

取得しても活躍の幅が広がりづらい

これがITパスポートは役に立たない国家資格と言われる所以です。

 

3. まとめ

新卒文系エンジニアは基本情報技術者試験

を受けましょう!理由はこの3つ!

 

・ITパスポートは1週間で取得できる

基本情報技術者試験は努力とセンスの証

・業務は基本情報の内容が前提

 

逆にITパスポートから始める人はこんな人!

 

・会社でITパスポートの取得を義務付けられている人

・ITや数学という言葉に拒否反応が出る人

 

どちらを受けるか迷うくらいならば

その時間を基本情報の勉強時間に費やすべきです!

 

新卒は学生に近いという大きなメリットがあります

社会には嫌でも慣れてくるので今のうちに勉強しておきましょう!

 

かくいう私もOracle Silver DBAを勉強中です。

一緒に勉強して一流の文系エンジニア目指しましょう!!!